白目研究室

日警マニアを自称するニワカな何かが色々と書き連ねて行きます。マル機と現行日警装備中心に語りますが知識は中途半端で偏り有り。

最近買った物 その1

お久しぶりでした。私生活の方で環境が大幅に変わりまして暫く余裕がなく放置してしまいました。悪い話では全く無いのでご安心頂ければと思います。

 

さて、その私生活に関して、有ると便利だなぁと思っていた物を調達した次第。

 

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外勤用(街頭警備向け?)ドリンクホルダー警○庁モデルです。

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デフォルトではショルダーストラップが付いており、コレはプラカンで取り外し可能。

 

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ベルトクリップ付きの為、帯革に取り付け可能です。恐らくショルダーストラップよりもコチラの方が使われてるかと。

 

因みに、外勤用とは銘打っているものの機動隊員以外でこのホルダーを使っている方を見たことが有りません。

その要因として2つの事情が考えられまして

 

1つめ…地域課員は事案対応で長時間トイレに行けなくなる事が想定され、水分補給自体を忌避する傾向がある為。

 

2つめ…水の入ったボトルは、帯革に付けるオプション的立ち位置の装備品(拳銃、警棒や手錠以外の物)の中でもトップクラスに重量があり、機動力が失われてしまう。

→ホルダーが臀部に当たるので咄嗟に走り出すのが難しいんですよね。

 

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ベルトクリップを使って実際に取り付けてみるとこんな感じ。カラーが濃紺なので、下衣の色味とマッチして違和感がありません。

…やはりデカい。

 

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ベルトクリップのすぐ脇にドットボタンタイプのベルト止め?も付いてます。

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帯革と同じくらいの幅なのでベルト止めだと思うのですが詳細不明。

 

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底面と側面の縫い合わせ部分も綾テープでしっかりと端末処理されています。

 

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底面の表側はベルトが通ってまして、これに指を引っ掛けて抑えると、ホルダーが帯革からすっぽ抜けること無く簡単にペットボトルが取り出せます。

 

とにかく買って正解でした。やはり実用性では他の追随を許さない、確かなクオリティです。

 

そこで気になってくるのが、以前使っていた警備員向けのドリンクホルダー。

G-Best [868]ドリンクホルダー500mlサイズです。

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色は黒で、警備用品店にて税込800円程と割とお手頃値段で買えます。

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ドットボタンタイプのベルト止めが付いてます。

ただこのベルト止め、色々難点が有りまして。

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まず幅が6cm近くあるので普通の帯革や警備員用のベルトに付けると隙間が出来過ぎて緩くなるんですよね。

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次に、そもそも材質的にペラペラで緩く、頼りないと言うのがあります。

→このベルト止めで留めて、駆け足するとホルダーが不規則に動揺して腰の違和感が余計に大きくなります。

 

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口の絞り紐も残念。向かって左側がG-Best製警備員用のもの、右側が外勤用の物。

警備員用の物は紐の先端がプラ金具で圧着されておらず、ただ結んであるだけなんですね。使っている内に解けてしまったので応急処置をしましたが何とも不便。

 

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同じ600mlのペットボトル飲料を入れて比較してみる。

 

外勤用の物は中身のアルミ蒸着がしっかりしているので、ボトルを入れるとシルエットがしっかりします。一方、警備員用の市販品はふにゃふにゃで、どこかだらしなくみえます。

 

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ベルト止めの位置が若干異なるので、付け心地も変わります。外勤用の方が帯革を境に下半分が長めに出るので、臀部に接触してる感じがあります。

 

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本体と絞り口の縫い合わせ部分。

外勤用はしっかり綾テープで縁どりして処理してありますが、G-Bestの方には無し。

 

まぁ、コストパフォーマンスには優れた製品だと思います。あの値段ですから、色々残念なのも許容範囲かなと。

 

保冷能力についてですが、外勤用の方が若干勝る(=ぬるくなるまでの時間が長い)ような気はするものの、どちらも魔法瓶の類いでは無いため冷え冷えの美味しい物を飲みたいというのなら工夫が必要ですね。容量600ml程度のスリムな魔法瓶を入れると良いかも知れません。

 

そんなこんなで、今回は以上です。

【警棒ネタ】YUIL社 K-1アルミ3段式警棒

さて、製作が追い付かないので当ブログ比でネタ切れ感のある話題(?)

ユミル…ではなく韓国YUIL社の警棒紹介。

(ところで、ユミヒス良いですよねぇ…)

 

本邦の改正警備業法対応で一気にその活躍の幅を広げた有名な警棒ですし、何せ53型にソックリなんで気になってたんですよね

 

さて本題。

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詳しいスペック等は警備業法を絡めてレビューしていらっしゃる『guardaの雑記帳』様に詳しくあります。

 

氏は警棒を論ずる上で陥りがちな「警棒は固くて曲がらない(≒剛性感)方が良い」論に一石を投じられ、アルミ合金製警棒の評価について以下のようにされています。

本来のコイツの用途は対物破壊用ではなく、長さを活かして脅威者との間合いを稼ぎつつ、凶器等を打ち払う程度の最低限度の実力行使(正当防衛の範囲内)が機能すれば十分である。
鎮圧用器材ではなく、護身用具だからだ。

参照:YUIL K-1 警棒… : guardaの雑記帳「YUIL K-1 警棒…」(『guardaの雑記帳』2017/7/30)

 

つまるところ、日本の公安・警備業のフィールドで流通する警棒に対して、正当防衛以上の威力を出し得る剛性を前提とした評価は改めるべきである、と言う事でしょう。(2022.4.8編集)

海外製ともなればコンクリートブロックを平気で粉砕出来る様な代物が数多く有りますが、日本ではオーバースペックでしょうね。そりゃ、間違ってもコンクリブロックの如く骨まで粉砕とか困りますし…

 

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全長は展張時約530mm、収縮時は240mm。平成6年制で制服用に配備された53型警棒とほぼ同スペック。(実際には53型の方が縮長が数mm短いらしいのですが、誤差の範囲でしょう)

 

カニカルロックと言うやつです。

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バネ式ロックピンで不意の収縮を防ぎます。

 

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最大でこれくらい(2mm程度)の隙間が出来る為、ガタツキはあります。

まぁ、使用上なんの問題もありませんが、どうしても気になるなら摩擦ロックをオススメします

 

ただ、ここのピンロック、特にバネ部分が壊れると完全に使い物にならないので怖いですね。

このK-1警棒、何が凄いって振り出しが出来るのと、3段目と2段目のロックが連動しているためシャフト3段目(1番先端)を縮めると後はその勢いで2段目のロックが解除され、2段目は直接ピンを押し込まずとも収納出来るんですよ。ワンタッチ収納(?)とでもしておきましょうか

 

ただ、上記の動作(振り出し、ワンタッチ収納)を繰り返すとバネに大きく負担掛けそうなんですよねぇ…

陸自警務隊の紹介動画でノーベル53型を展張した際、2段目と3段目をわざわざ別に押し戻してたのはそう言う理由があるのでは?と勘繰ってみたり。

(でも展張時は振り出してたんですよね)

 

警棒のスペックとか使い方に詳しい諸氏の御意見を是非。

 

続きまして。

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把手はゴム巻きです。

個体差なんでしょうが、とにかくゴム臭い。滑り止めの効果としては完璧なんですが。

 

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独特な模様の中に誇らしげな「YUIL」ロゴ。

把手の滑り止めゴムと言う肝心要の部分に自社ロゴを付ける主張の強さ、良いですよねぇ。

でもゴム臭さはなんとかした方が(

 

日警の53型についてですが、警察庁型はローレット加工(金属のボツボツ)なのに対し、警視庁仕様のは茶色の革が巻いてあります。

 

以下余談です

警視庁の交番相談員が茶革巻きの旧53型を使ってたのは周知の事実だと思うんですが、最近ジストスに茶革を巻いたと思しき物を装備してる方がいらしたんですよ。

まぁ、旧53型はあくまでお下がりな訳でそう長くはもたないから、そろそろ変わってもおかしくはないんですが。

 

ジストスと判断した理由としましては、

①各段テーパー(筒の先端)がすぼまっていてジストスと全く同じ処理である

②縮長が海保や海自のジストス53型と同じに見えた。(ジストス53型自体は既に各官公庁への納入実績がある)

の2点でしょうか。まぁ、テーパー処理方法から言って9割方ジストスで正解だとは思うんですけど

 

ただ、鍔の先端はノーベル工業Ⅲ-R型の様な処理(個人的に袖ビームに似ていると思うんですが如何でしょう)なんですよね。警視庁がよくやる特注と言えば納得いきますが、ジストス53型ではない全く別な製品だったりするんでしょうか。

 

仮にそうだとして、何故わざわざ茶革巻きを踏襲したのかは気になりますねぇ…

※ここまで言っておいて何ですが、2,3度チラッと見ただけなので記憶が曖昧かつ見間違いの可能性も十分有り得ます。その場合はどうかご容赦を。

 

交通課仕様のジストス41型とかそうですけど、既製品のジストス41型に回転十字鍔とポリエステル製グリップ、グラスパンチャ後付けって入札する商社も毎度毎度大変そうですよね。営業さんもタダでさえデリバリーが多いのに、競争入札で単価安いってたまったもんじゃない様な…まぁ、商社が有るからこそ為せる技とも言えますが

 

さて戻りましょう。

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一文字に鍔をしまうとこんな感じ。

 

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鍔はネジがきってあるので取り外して鍔無しにも出来ます。

こう言う2wayの使い方が出来るの凄く考えられてるなぁ、と思いますね。これは他の警棒も見習って良いんじゃないかなと。

 

ただ、ストラップホールの台座が鍔と一体なので、鍔を外すとストラップは無くなります(おいおい…)

 

で、鍔は回転して十字に開けます。

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旧53型の警視庁仕様もこれ(回転十字鍔)です。

 

ただ、K-1の方は基本的にポリカーボネート製らしく、処理が甘いのかちょっとボコボコしてるので開閉させづらいですね。(業法非対応?で回転金属鍔のK-1なんてのも有るみたいですが。)

片手で完結させようとするとボールベアリングがスムーズに動かない。

 

そして最大の残念ポイント。

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ストラップ台座が一体型なんですよ!!!

 

ノーベル工業Ⅲ-R、ジストスや制服用65型は回転鍔とストラップが干渉しない様にストラップ部分を金属バーにしてるんですよ

こんな感じに↓

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金属バーにした分、台座の両端に隙間が出来て、そこにストラップが嵌るので鍔展開の邪魔にならない訳です。

 

しかしこれ(K-1)は!!!

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うーん。

まぁ、ストラップはそこまで分厚くないのでそんなに邪魔か?と言われればそんな事はないですが。

 

省力化の極み…ですかねぇ。

 

まぁ、でもコスパを考えれば超優良な商品だと思います。

 

ゴム臭い把手とか、ストラップ台座とか、そこら辺はコストダウンの努力だと思うんですよ。(携行ケースの方がだいぶ酷いらしいんですけど持ってないので割愛)

 

寧ろ小売価格6~7千円でこの実用度って凄いと思いますね。消耗品として割り切って使えますし。まぁ、耐久性とかの兼ね合いで言うとまた違って来るのかも知れないですが

 

コレクターズアイテムの内改造の種にするのも憚られない値段ですので、現行初期装備研究を志す方は是非()

とは言っても私は警備業者じゃないので1万円出して買ってしまいましたが(笑)

 

本稿の執筆にあたりguarda氏、野方氏のブログ記事を参考にさせて頂きました。引用箇所は別注に付した通りです。同じ製品を扱う関係上、構成・内容が似通ってしまった点は御容赦頂ければ幸いです。

 

【参考】

野方工作所 ユイル製・K-1特殊警棒「ユイル製・K-1特殊警棒」(『野方工作所』2013/2/26)

YUIL K-1 警棒… : guardaの雑記帳「YUIL K-1 警棒…」(『guardaの雑記帳』2017/7/30)

【民間向け】某H社製耐刃防護衣を紹介する

更新をサボり過ぎて日警装備分野から足を洗った疑惑(?)のあるシロメです。大変お久しぶりでございます。

イベント目白押しの2021年を超えまして、本来なら装備品の研究やら製作作業も進めたいのですが、まぁ今年はそうも行かないかなぁ…と。

 

そんな中で定期的にご来訪頂いている皆様に改めて感謝申し上げたいのと、遅筆ながら引き続き日警装備に関する研究を進めてまいりますので今後ともどうか宜しくお願い致します。

 

さて、今回は以前からリクエストを頂いていたとある装備品。

結構前に「警視庁型耐刃防護衣について」https://shiromedivision.hatenablog.com/entry/2020/02/18/173800 にて警視庁型と同じ前面ファスナー式の比較対象として出した民間向けの防護衣です。

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製造元は伏せますが、現在楽天市場で購入可能なGSC社製の物とはまた違った一品。

 

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前面、背面にそれぞれ反射材が縫い付けてあります。宮城県警とか福岡県警型を彷彿とさせますね。

 

そう言えば令和3年度の宮城県警に「改良型耐刃防護衣Ⅱ型外衣」みたいな名称で調達があったんですが、最新のリクルートページを見ても外見上本体に変化があったように見えず、一体何を改良したんだ?と。

「改良型」と言うのは、それこそ平成初期~中期に使ってたであろう古いタイプを更新して現行のにしましたよ、の意味でしょうか。

 

警視庁の交通執行用耐刃防護衣に反射材の色が赤とオレンジになった物が試験的(?)に配布されたのもあり、全国的に制服用耐刃防護衣に変化が加えられる時期か?とも思ったんですが

 

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背面。

後ろは耐刃パネルが入れられない仕様。

 

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ポケットは右胸に1つのみで、内仕切りの類は無し。

 

まぁ、明らかに警察向けの製品ではないので、警笛ポケットとか小物入れがそう幾つ有っても…感は。

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耐刃パネルは前脇が一体化した所謂警察庁制定型。警視庁を除くほぼ全ての警察本部が前脇一体の凸型パネルを採用。

 

また別記事にしようとは思ってるんですが警視庁型と警察庁制定型との違いって、前面ファスナー式じゃなくて前部耐刃パネルの形状(前部と脇部の分離型か、一体型か)に求めるべきかと。

 

それこそ前面ファスナーは警視庁だけでなく、埼玉や大阪、納入年次によっては他の県警も使ってますし。

 

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腰バンドはプラ角カンに通すタイプ。

警察庁制定型だと差し込みバックルな事が多いので、これも着用方法を異にする一要因だったり。

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但し警視庁型と違って角カンが前身頃の端末にある訳ではなく、ポケットとの中間に。

 

マイクループは贈答用のリボンみたいなちょっとペラい奴。

重い懐中電灯やらスピーカーマイクなんかを一気に吊るのは向かなそう。

 

さて、こんな感じです。

 

最後に一応断りを入れておきますが、この会社は一般向けに商品を販売しておらず、特例も有りませんので問い合わせ等せぬ様お願い致します。

(かく言うシロメは何者という訳ではなく使用廃止品の名目で払い下げられ、流れた物をたまたま手にしただけだったり…)

 

そんなこんなで今日は以上です。

【自作装備品】警視庁型耐刃防護衣をまた作り直した話

大変長らくお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。お陰様で元気でやらせて頂いております。

 

ここ数ヶ月少々立て込んでおりまして、制作もあまりやる気が起きなかった(出来なかった)のですが、晴れて新たな1歩を踏み出せそうでひとまず安心と言った次第です。

制作をしていない、というものの実は装備品について書きたいことは沢山ありまして、記事の下書きだけはどんどん溜まっている状態でした。そちらの方はもう少し整理や推敲を経て逐次投稿して行きたいと思っております。

 

さて、当ブログをよく閲覧頂いている皆様からは「またか!一体何着作れば気が済むんだ!」とツッコまれてしまいそうですが(笑)

そうです、またまた警視庁型耐刃防護衣を作ったのです。

 

一応今回で最終形態というか、まぁ量産する(しないケド)ならこれかなぁ、という位には満足のいく仕上がりになりました。

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全景です。

まぁ、至って普通の警視庁型。

 

本物に倣って前身頃の横幅を大きくカットしまして、写真だと分かりづらいですが大分スリムになりました。

 

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背面。

前回のは腰ベルトが短すぎて着心地が悪かったので長さをレプリカ品に倣って両端10cmずつ伸長。

勿論脇部防護板の保持ベルクロも付けています。

 

※所属名パッチについては今回も付けない事にしました。やり方は色々有るのでしょうが、ベルクロを付けるとワッペンが無いと不格好ですし、縫い付けにするとそれこそうっかり見つかれば面倒な事になり、現職の方に迷惑を掛けかねないので。

 

…と、色々理屈を付けましたが文字を印刷する技術が無い、と言うのも大きかったり(笑)

 

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1番変えたところ。

前回作成でも十分気を使ったつもりでしたが、完成してみるとやはり胸元が流線型になり過ぎていました。

なので、今回は型紙の段階でやり過ぎなくらいカクカクにさせて、結果こんな形に。

 

作っていて思ったのですが、警察庁制定型(所謂県警型)はともかく、特に警視庁型は耐刃パネルの長さの都合上鎖骨や上胸部が防護出来てない気がしますよね。

 

ガチガチに防護してしまうと外勤の方にとって運動性や装着感にかえって不都合が有るか。

よく考えたら警視庁は危険な場合は多人数で対処出来ますし、最近では所轄を中心に耐刃ジャンパーや耐刃防護手袋(以上は仮称)等の防護装備が充実してますから十分なのかも知れないですね

 

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フラップポケットの縫製も警笛用(胸ポケット小)と胸ポケット大で異なっています。

 

分かりづらいですが、警笛用は防護衣本体に上から重ねる単純な形で縫い付けています。

が、胸ポケット大は防護衣本体に切り込みを入れ、その切れ込みの内側にフタを縫い付けています。

 

現職さんのポケットをよく観察してみると分かるのですが、この様な縫製の違いがあるのでフタをしたときの感じが警笛用と胸ポケット大では若干違います。

 

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右胸ポケット大の間仕切りも。

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しっかり再現。

今回は縫い合わせる際に大分気を使ったので1層目、2層目共にポケットの横幅までなら何でも入れられます。

(前回はポケット本体を取り付ける際に2層目を一緒に縫い綴じてしまった為、本来余裕を持った大きさにも関わらず、ポケット本体と同じ横幅の物しか入れられないと言う事故が起こっていました。)

 

一応ペン差し用の間仕切りも付けています。各層の幅がまちまちですがそれはご愛嬌。

 

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左胸ポケット大。

フタの取り付けを少しミスってしまったので隠し隠し…。

 

本物がどうなっているのか分からないのですが、部隊によってはここにPSWの本体を入れていますので、ペン差しとかは無くタダのポケットなのでは無いかと思ってます。

(まぁ、ペン差しは両胸にあっても仕方ないでしょう、ってのもありますが。)

 

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警笛用ポケット(胸ポケット小)

ポリスメイトも楽々入ります。

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ポケットがちょっと大き過ぎた問題。

実際はポリスメイトがパツパツで、メッシュの伸縮性でやっと入ります、みたいな感じだったので、やはり大きいかも。

 

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警笛吊り鎖と懐中電灯を吊るしてみる。

悪くない。

 

所で脇部防護板外衣は?と思われた方も居るかも知れません。(居ないかな)

 

脇部防護板外衣は前回のを流用しています。

 

と言うのも。先方が用意出来る最大サイズで発注を掛けたのですが、やはり生地が足りず。

 

脇部防護板は別にこれ以上直すことも無いかと思い、このままにしておくことに。全面メッシュではなく、身体側がナイロンなのは直さなくて良いのか!と言われると痛いですが。

 

以上こんな感じで2日間で突貫作業にて完成した訳です。やる気を出せばこの期間で終わる事が分かってしまいました(笑)

【停止旗】ミニ止まれ旗を作る話

お久しぶりです、シロメです。

前回の投稿から本格的に忙しい時期に入ってしまい、暫く手が付けられない状態でありました。もうラストスパートではあるのですが、とは言え向こう数週間はこの感じが続く事が確定のため今から気が滅入る思いです。

 

実は1ヶ月くらい前から警視庁の雨衣について記事を書いてるんですが、あまりにも憶測が多過ぎるのでもう少し自分なりに調べるべきか否かと色々迷っているうちに今回の記事を先に出す事としました。

 

さて、今回は交通?装備の端くれです。

ねずみ捕りや検問で大活躍、ドライバーを絶望と怒りの淵へと突き落とす赤いヤツ。

 

停止旗(通称止まれ旗)です。

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とは言っても180cmのポールタイプでは無く、停止棒に取り付けるタイプです。

 

西川善株式会社http://www.nishikawazen.co.jp/product/traffic/post-105.php の商品から着想を得ましたが、このタイプ、実際に警察での使用例はないと思われます。

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こう、正面から見ると文字が右に寄っていてだいぶ歪…。ガクガクしてますね。

 

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お気づきかと思いますがA4コピー用紙に赤色ビニテを巻き付けて布地としています。なので本物の停止旗と違って棒に巻き付けて収納とかは難しいです。

 

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文字とラインはマイクロプリズム反射テープなので、光が当たればちゃんと反射します。

 

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停止棒から取り外してみる。

 

西川善さんの商品だと旗の素材がナイロンメッシュなので光を通しますが、こちらはコピー用紙にビニテなので殆ど光が通りません。

従って内照式停止棒を付けるメリットはあまり無いかも知れません(笑)

 

作ってみて分かりましたが、余程拘らなければまぁ自作も全然行けるなと。本物の停止旗は素材がターポリンで、文字とラインが反射材入り印刷(?)らしいので、そこにおいては難しいかもしれないですが、まぁ妥協して粘着反射テープで誤魔化せば。

 

ただ、いずれにしろ鬼門は文字ですね。これはかなり難しい。テープを文字の形に切り取るのもアレですが、貼り付けるのがまた難しい。しかも耐久性は頗る悪くなりますよね

 

まぁ、別に外で実際に検問やらをする訳でも無いので雰囲気だけ有れば充分なんですが。

 

とにかく、プロトタイプは出来たのでその内本格的にターポリンを取り寄せてポール式のも作ってみようかな、とか思ったり。

 

以上です。ありがとうございました

 

総理官邸警備隊における耐刃防護衣着用方法について

さて、前回の記事https://shiromedivision.hatenablog.com/entry/2021/01/06/032926で、「警視庁の場合耐刃防護衣は上衣の下」と一様に言い切りました。

 

ですが自身の情報収集能力のひくさを改めて突きつけられる様な事実が発覚しましたのでまずはお詫びした上で訂正させて頂きます。

 

「警視庁の前脇分離型耐刃防護衣は所属によって柔軟な着用方法が見られる。(地域警察は耐刃防護衣を上衣の下に着用、警備警察は地域と着用方法を明らかに異にする隊員が居る。)」に改めさせて頂きたいと思います。

 

と言うのもですね、今しがた令和3年度版の警視庁採用サイトを閲覧していたところ明らかに他の制服警察官とは雰囲気の違う制服警察官を発見。

違和感の元を辿ると、総理官邸警備隊所属の制服警察官がなんと前脇分離型耐刃防護衣(警視庁型耐刃防護衣では1番オーソドックスなタイプ)を上衣の上に着てたんですよ。

 

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出典:警備警察 | 先輩の声 | 令和3年度警視庁採用サイトhttps://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/2021/person/security02.html

 

以上3枚の写真全てで耐刃防護衣を上衣の上から着用しているのが見て取れます。

 

警視庁の制服警察官は例外なく上衣の下に着用だとばかり思っていましたので、これを見た時は衝撃的でした。少なくとも腰回りを除く上半身部分の装備は画像を見る限り耐刃防護衣の着用方法以外に地域警察のそれとさほど変わりは無く、なんの為に着用方法を変えているのかますます分からない状態です。(無線機本体を耐刃防護衣の左ポケットに突っ込んでますので、所轄署員の様にカバー付きの無線機ケースが有る訳では無さそうです)

 

画像の警察官は恐らく制服(活動服ではなく背広型の上衣)を着ていると思われるので、もしかしたら制服着用の際は耐刃防護衣を上から着用すると言った方針があるのかもしれません。

ですが、一昨年(2019年)の祝賀御列の儀で最前列の警備を担当していた警察官は制服着用でしたがその上から耐刃防護衣を着ていた訳では無かったんですよねぇ。あるいはそもそも耐刃防護衣を着けていかなかったのか、少なくともパッと見では耐刃防護衣の有無は分からなかったと記憶しています。

 

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※2021年5月16日追記

総理官邸警備隊について調べを進めていると、どうやらこの警察官以外にも男性警察官で制服上衣の上から耐刃防護衣を着用しているらしい方が居るのを発見。

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※総理官邸の検問所。2016年2月26日筆者撮影

 

いずれも撮影場所は首相官邸の出入口や門である為、ここから導き出される推論は「総理官邸警備隊は官邸出入口などの来客の目に直接触れる箇所の警備の際は制服を着用し、その上から耐刃防護衣を着用する」ということになりましょうか。完全に盲点でしたが、総理官邸警備は来客と接する可能性があり、常に公式な装いが求められる現場のため制服が着用されていて、一方で任務の危険性あるいは実用性から耐刃防護衣も併せて着用しているのでしょう。

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ただ、制服を着用する理由はともかく、その上から耐刃防護衣を着てしまってはむしろ見栄えが良くないのではないかと思ったり。着用目的が単に受傷防止だけなら尚更他の警察官同様耐刃防護衣が隠れる上衣の下に着れば良いはずです。

・そこを基軸に考えてみると、外見上耐刃防護衣のポケット(大)に無線機以外の物が入ってなさそうな点が気になるわけです。

画像1枚目とか分かりやすいかと思うんですが、地域警察と違って無線機本体を防護衣の左ポケットに突っ込んでいて、右のポケットはぺちゃんこなんですよね。なんで、地域警察官と違って無線機のケースがないから上から着用した防護衣のポケットを入れ物にしていると言うのが最大の理由な気がします。

 

そこまで考えると何故地域警察官と同様のフルカバータイプのケースが用意されてないんだろうとか思ったり。

やっぱり制服を着るからなんでしょうか。あの制服の構造だと動きづらそうではありますが、警棒と一緒にダミーポケットから外に出すしかないからケースあっても無くても変わらないか。

 

耐刃防護衣もそうですけど装具の携行方法なんかも活動服と制服でかなり違いがありそうで、これだけでもう1本記事書けそうですよね。

 

あと1点、総理官邸警備隊は本庁所管の警備部所属のはずですが、この画像の警察官はPSWと思われる無線機を携行しています。

勿論これに関して、私は無線機の種類やその使い分け等にあまり明るくないですので、その無知な点において疑問に思った訳でありますが。

官邸外周を警備するマル機はもれなく部隊活動系を使ってますよね?という事は総理官邸警備隊はどこかに署外系の基地局があるんですかね。緊急発報ボタンも付いてますし、近隣のPSに専用の司令を併置してるんでしょうか。

 

そういや総理官邸警備隊の前身と言うか警備部に移管される前は麹町警察署が警備を担当してたんでしたっけ。よもや無線系統をそのまま引き継いでたりするんですかね。

 

まぁ、保安上の懸念も有りますし、ここら辺は考え出すとキリがないと言いますか寧ろ無知を晒すだけなので、これ以上踏み込まないでおきます。

 

あと制服警察官とSPの兼務と言うのも驚いた点ではあるのですが、どうやら2019年くらいから官邸に来訪する要人の増加を鑑みてSPの人員増強に舵を切って、選抜のSPだけでなく総理官邸警備隊の中から数十人単位で(SPと制服警察官の)兼務が可能となった様ですね。

 

取り急ぎ以上です。それでは。

耐刃防護衣着用は上衣の上・下論争

遅ればせながらあけましておめでとうございます。シロメです。

コロナウイルスが沈静化しないまま年を越してしまいましたね。去年の今頃は日本で感染者数が連日増加して病床満床からの医療崩壊が起こるなんて思ってもみませんでした。月並みな言葉では有りますが前線で戦う医療従事者を初め、収束や経済活動などへ日夜苦慮されているお上の方々にも頭の下がる思いです。

 

さて、タイトルの通りです。

 

以前少し触れたと思いますが

・警視庁は耐刃防護衣の上から制服・活動服(以下:上衣)を羽織ります。

→耐刃防護衣は上衣の下に着る

 

・対してその他の警察本部では一部例外を除き、多くの所で耐刃防護衣は上衣の上から着用

※大阪や埼玉は上、下マチマチ(らしい)

 

全ての都道府県警察の制式、訓令を確認した訳ではないので一様には言えませんが、着用方法まで明記されている警察本部※1,※2では、上衣の上からで統一されている感じ。一方で耐刃防護衣を着用しなさいとは言うもののどの様に着用するかまでは明記してない警察本部も有りまして、その場合取り敢えず着てれば上衣の上・下は問わない(或いは所属長判断?)と言った感じでしょうか

※1.内外着型は、原則として上衣の上に着装するものとする。(資料1)

※2.制服警察官が耐刃防護衣を着装する時は、原則として外着式とし、(資料2)

 

では何故警視庁は耐刃防護衣を上衣の下に着用するのでしょうか。

折角ポケットが沢山付いたベストを着てその中に多くの小物を入れてるだろうに、上から上衣を着てしまっては取り出しづらく無いだろうか。(確かに活動服や制服にもポケットの類いが無いわけではないですが)

実際、現行の警視庁型耐刃防護衣を導入する前の初期型耐刃防護衣(参照:https://shiromedivision.hatenablog.com/entry/2020/03/01/032247 )は活動服の上から着用していて、警視庁が最初から『耐刃防護衣は上衣の下』と言う方針を打ち出していた訳でも無さそう

 

仮説としてよく挙げられるのは"耐刃防護衣を上衣の下に着ることで見栄えがスマートになる"と言うもの。

確かに見栄えは良いですし、それを見越してか現行型は上衣の下に着用しても違和感の無い仕様(幅の狭い肩ベルト、胸元のVネック化など他警察本部と比べてミニマイズされている点)ではあります。しかし、流石に見た目の理由だけで外着型の持つ実用性を殺してしまうとは思えないんですよね

 

まぁ、首都警察の意地で見栄えも特に気にしていたんだ、とか言われれば納得してしまうのですが。或いは当時の警察官から耐刃防護衣はやっぱり上衣の下の方が(実用面で)便利だ、とか具申があったんでしょうか。

 

で、ですね。

その理由についてまず私が考えたのは、警視庁型耐刃防護衣の持つ脇部防護板という独自性。

 

コレは後々整理しようと思ってますが、警視庁だけは前部と脇部の防護衣が別々なんですよね

 

後身頃には脇部防護板を貼り付ける為にフック(チクチクするオス側)の面ファスナーが縫い付けてあって、当然脇部防護板の方はループ(フワフワするメス側)の面ファスナーになります。これはYシャツの腕まくりとかをした際に素肌に直接当たっても痛くない様にする為の仕組みだと思われます

 

フックの面ファスナーはとにかく色々な材質に引っ付いて、特にニットとかは毛玉になりかねないので注意が必要です。詳しい材質は分かりませんが、上衣も毛織物の為上から耐刃防護衣を羽織るとフックの面ファスナーで摩耗したり劣化する場合が有るのでは無いでしょうか。

だから後身頃の面ファスナーによって上衣が傷付けられるのを避けたいんじゃないかなぁ、と。

 

次に考えたのが耐刃防護衣の着用を隠す為の措置。

平成の服制で、市民に威圧感を与えない様にとの配慮から腰周りをなるべく隠せる背広型の制服が導入されたのは有名な話で、耐刃防護衣もコレに倣ったのでは無いかな、とか思ったり。

腰周りの装備ならともかく、見かけはタダのベストである耐刃防護衣を実際に市民が威圧的だと感じたかどうかは微妙ですが。

 

ただもう一点、上衣の下に耐刃防護衣を着用する事で外観上は耐刃防護衣についての様相が掴みづらく、防護されない隙間の部分を"意図的に"狙われる様な事は少なくなると思われます。そんな感じで安全上のメリットも有りそう

コッチのがリアリティと言うか、何か合点が行くような。

 

結局これらの仮説も完璧では無くてですね。2021.1.25一部改訂

①まず交通執行用耐刃防護衣※3は上衣の上から着用な点。

そうしないと反射材の意味が無くなるんで当然っちゃ当然ですが

※3.白バイ隊員や高速隊等の交通警察に携わる隊員用とは別の、前部と脇部の防護板がセパレートした物にそのまま反射材を付けた防護衣。あくまで用途から推測した便宜上の呼び名です。

 

例えば、本来隠れてしまう耐刃防護衣本体に反射材を付けなくとも、上衣の下に防護衣を着込んだ上で背負い(反射ベスト)を着ることも出来るはず。多少煩雑で動きづらいとかは有るだろうけど、わざわざ反射材付きの耐刃防護衣を別に作るコストも抑えられなくは無いな、と。

 

②次に夏服だと結局耐刃防護衣を露出させざるを得ない点。

まぁ、コレに尽きます。威圧感を排したにしろ安全上の理由にしろ、結局夏服時は上に何も羽織らないので耐刃防護衣は露出するんですよね。

 

ここら辺も踏まえた上で検討する必要があるかも知れません。

 

てな感じでグダグダ言った割に結論は出てこないんですよねぇ。どっちでもキチンと活動出来ている以上善し悪しと言うか、どっちがどうだとか言うのは悪手ではあります。(今回の議論も別に善し悪しを決める意図は無い事をご承知おきください)

現行の警視庁の在り方は勿論のこと、TBS系列ドラマの警察官みたいに警視庁が舞台なのに耐刃防護衣を上衣の上から着てるパターンも個人的には好きだったりします。(耐刃防護衣自体の精度が残念ながらあまり宜しくないですが笑)

 

ただ、蛇足でしょうがYahoo知恵袋で似たような耐刃防護衣の着方に関する質問への回答で「警視庁の方は上衣の下に着て活動性を上げる分防護面積が小さくパネルの厚みも薄くなった為他と比べて(防護)性能に劣る」という物が有りました。が、防護性能に関しては警察庁が定める基準に準拠した物を各都道府県警察本部で調達する事になっていますから、他の警察本部と比して警視庁が性能に劣ることは無いでしょう。実際、北海道警で現行警視庁型(脇部無し)を使用している(いた?)例も有ります

とは言え背面防護板が無い分、背後からの襲撃への防御といった面では劣っていると言えなくも無いのでしょうが。(警視庁は人員が多くツーマンセルが基本だから後ろを取られるなんて事は無いよね、って言う事だと思います)

 

以上となります。推測の域を出ない駄文を書き散らしただけですがお付き合い頂き有難うございました。

 

【資料】

1奈良県警服制に関する訓令:http://www.police.pref.nara.jp/cmsfiles/contents/0000000/445/1995reiki27-010.pdf

 

2福井県警服制に関する訓令:https://www.pref.fukui.lg.jp/kenkei/kemubu/keimuk/khpg/ichiran/knrei/keimu/kn1223.pdf