白目研究室

日警マニアを自称するニワカな何かが色々と書き連ねて行きます。マル機と現行日警装備中心に語りますが知識は中途半端で偏り有り。

警視庁型耐刃防護衣について

はてさて前回の投稿から大分期間を空けてしまいました。まあ良い感じに議題も温まりましたな(大嘘)

 

※内容的に別記事で紹介した方が良いと思われる耐刃防護衣の略歴については削除させて頂きました。(2020.2.25変更)

 

今回は手持ちの日警装備の1つである警視庁型耐刃防護衣のレプリカについて語ります。

 

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撮影用の耐刃防護衣です。

正確に言えば防刃パネルカバー

 

型崩れ防止で硬めのフェルト布が付いてきますがそれ以外は何も無い本当にただのメッシュチョッキ

 

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脇腹の防護板が無い現行初期タイプ

カバーはともかく防護板だけでもその内自作しようかな。

 

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前面と背面にそれぞれ所属名パッチを着ける為の面ファスナーが。実際は縫い付けですが、そもそもが撮影用と言いますか、お遊びに使う物ですし色々なパッチの互換性を考えるとこの仕様は寧ろ有難いのではないかと

 

あと、ちゃんと階級章穴も付いてます。

 

で、まぁ文句と言う程の物でも無いのですが少々気になる点が。

 

全体的に素材がチャチくてペラペラしてる。

撮影用なので当たり前ではあるんですが、ホントに頼りない。

 

細かく見ていきましょう

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○警笛入れ

ペラペラでどうしようもないので前面と側面をバイアステープで補強。こうする事で警笛吊りの鎖が自重で側面から伸びて来るのをある程度防げます(屈んだりしたら無理だけど)

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補強跡もそんなに目立たないので成功かな。

 

あと肩部の物吊り(仮称)も柔い。(2020.8.29追記)

質感や模様の入り方から見て恐らく防護衣本体に巻いてるバイアステープを流用してる感じ。f:id:Sakekasu7273:20200829195932j:image

ふにゃふにゃ過ぎるのでコチラもバイアスで補強。あくまで応急処置ですね、懐中電灯とかの重量物は確実にアウトです

 

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○右胸ポケット

ペン入れ3つと奥のポケットがちゃんと仕切られてて感動。

 

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○左胸ポケット

なんとペン入れのみ。地域課員はココにPフォンやら印鑑ケースを、マル機は無線機(UWかな?)とか入れてますよね、残念。

 

あと形状、最大の問題点かも。

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ハンガーには2着防護衣が掛けてあって、手前が本物の警視庁型耐刃防護衣に近い民生品の耐刃防護衣※1で奥が今回の防護衣。

○まずレプリカ品は肩ベルト部が幅広。まるで県警型のよう

 

※1:コレも後ほど記事にしようかなと考えてます。

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今度は奥が警視庁型に近い民生品の防護衣。

胸元がどうも開きすぎてるんですよね。こう、流線型気味になってしまっていて、本物っぽくないのが惜しい所。

どこまで言っても結局は低コストを志向したレプリカなのでしょうがないんですが。

 

撮影用と言えば実際にテレビに使われてるのってコレなんですかね?

 

警視庁とその他警察本部の使い分けとか面倒くさそうですし、演者さんが脱ぎ着しやすい前ファスナー式で統一されてる感は有りますよね。

 

自作も視野に入れて動いてはいますが、実際に耐刃防護衣に使われてるメッシュ生地ってどれなんでしょうね?

 

今日はこの辺で。