警視庁型耐刃防護衣を自作する話 その3
お久しぶりです。
身の回りが忙しくて、そのつもりは無かったのですがだいぶ空いてしまいましたね。
さて、市井に出回っている物よりもリアルで実用的な警視庁型耐刃防護衣が欲しい!なら作ろう(安易)、ってな考えで始めたこのシリーズ
ここ数日の制作で山場を超えましたので一先ずご報告
今年の2月から着手、試作品含めて3回目の制作です。
因みに試作品2号( https://shiromedivision.hatenablog.com/entry/2020/04/23/130531 )はポケット構造に難ありの為、全工程の4分の1程度のところで廃棄になりました。
まずは完成品をドーン
うん、悪くは無いかな(自画自賛)
撮影用に耐刃物用パネルを入れて掛けてみましたが、チャック部分穴空いてますね←
所々白いのはしつけ代わりに使った布用接着剤ってやつでして、後から洗濯で落とせない事に今更気づきましたとさ
〇所属名パッチやそれが取り付け出来るような機構は今回分もやはり施さない事に。
←自作・既製品→
既製品は前面のファスナー長が明らかに短いんですよね。対刃物用パネルの上部分が見えちゃいます。
ちゃんと例のアレも付けてあります。
(という事は酒カスは後ほど脇腹防護板も作らねばいけないと言う訳ですね、えぇ)
まぁ、やっぱり後見頃の脇腹パネル用のベルクロは無いとソレっぽくならないですよね。
●で、まぁやっつけ仕事と言いますか自分なりには工夫したつもりのポケット各種
A6判?の小さいノートが入る様になりまして。
上の写真ではメモ帳、路線図、ペンがそれぞれ別層のポケットに入ってます。(つまりペン入れ含めて3層構造になってます)
ペン入れの仕切りも。
ただ、ペン入れの仕切りその物の存在価値に対する疑問なんですが大半のペンにはクリップがありますし、それでポケットに留めとけば良くないかなぁ?とか思ったり。
まぁ必要だから付けられてるんでしょうね
色々吊るしたり入れてみたり
左肩にカラビナでランチャーライト付けて、
警笛吊り鎖をクリップに巻き付けたり、
ポリスメイトを右胸ポケット(小)に詰め込んだり。
現職さんあるある。~完~
てな訳で一応は作り終えましたと。
5ヶ月に及ぶ作業がやっと終わりました。(まぁサボりサボり、ゆっくりと進めたので本当はもう少し短いかも知れないけど)
終わりに、一番最初に作った試作品の(出来が気に入らなかった)お披露目をば…。
耐刃防護衣自作その1記事https://shiromedivision.hatenablog.com/entry/2020/03/26/022130にてご紹介した物です
前身頃の形が左右非対称な上にファスナーの色も違いますね。
まぁ初回にしては上出来だとワタシは思うんですけどね(爆)
どうにも拭えぬコレジャナイ感
パイレンテープの末端処理は炙るだけで良いよって店員さんから教えて貰ったのはコレが出来てからはるか後のことでしたとさ。
そんな技術知らないのでゴム系接着剤でベトベトにしてました←
この時はバイアスに、オカダヤで売ってる縁どりニット(伸縮タイプ)を使ってました。
当たり前ですが伸びてミシンがけしにくい上に紺色が薄くて日に当てると色褪せみたいでダサい。
〇という訳で今回の完成品にはニットテープの専門店さんに連絡を取り販路開拓、伸びないタイプのを購入させて頂きました。
5m巻で買ったのですが、今思うとこれ1着で絶対そんなに必要なかったな、と(笑)
以上、ご覧頂きありがとうございました